ドロップショルダーパーカー(仮縫い)
まず1/2サイズ。ちょい厚めの中綿入りで暖かいジャケットになる予定。
以前作っていたモッズコートを叩き台に、2枚袖から振りを効かせた3枚袖に。
あの時は古い製図書のピボットスリーブを何度も仮縫いして仕上げたけど
その甲斐あって要領は掴めたつもりです。
ポケットやらのデザインは後回し。
製図だけで位置やサイズ決めると大抵おかしなことになる。今回も案の定。
フードのつば出過ぎか?多分また首と顎の辺りのゆとりが足らない。
いくら太かろうとテーパードさせればそれなりの見た目になる。袖口リブ欲しいな。
裾はリブにしようか、後ろ下がりにしようか。
表地は撥水生地にしようか、ボアやフリースなんかも。日暮里が恋しい。
いっそリバーシブルもいいけどそこまでやる気が持続しない。
ドロップショルダーやオーバーサイジングの流れはそこそこ長い事続いてますね。
流行の速度がスローダウンするのは歓迎すべき事と思います。
もっと言うと、過度に意識しなくなれば。
次々に流行が代わるという事は、それだけ強制的に『遅れてる』とされる物が生まれる訳で。
例え他人から見て浮いてようが、好きなものを楽しんで着てる人が粋、
みたいな価値観がもっと広まって欲しい。
ちょっと青臭いし昔は真逆の考えだったけども。
勿論、新しいスタイルを追う楽しさも否定はしません。
流行に身を任せてるとなんだか守られてる気もする、優越感もある。
それこそファッションの本質だと捉える人も多く、流行りものから学べることも多い訳で。
あと作っといて何だけど、オーバーサイジングに飽きつつある自分もいます。
あー、どっちの側にも配慮したことを言うと何が言いたいのか分からないくなる。
今年このブログを読んで下さった、物好きな方々に篤く御礼を申し上げ奉り候。
来年は良い年になると良いですね、切実に。