洋裁日記

洋裁が趣味の千葉ロッテファンが、作業過程などを載せます

デッキレインパーカー(仮縫い) その2

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前回は1/2サイズで今回は原寸大。編み上げの意匠を足してみました。

結論から言うと微妙。悪いという程では無いけど無いほうがスッキリしてて良い。

 

ハトメは派手と思い、切り替えに生地を挟みループを作りそこに紐を通すやり方で試作。

編み上げ方も色々試したが、生地に対し垂直に紐を通すやり方の方が見栄えするような?

ループに通すやり方だとカーブした部分や糸の寄りのせいか左右対称になりづらい。

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ループの間隔と編み上げ方である程度表情は変えられそうだが、そもそもコイツの場合編み上げは中心の一つで十分だなと。

フードから出てるコードすら邪魔に見える。あとポケット大き過ぎ。

 

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叩き台からあまりにそのままなのも気が引け、苦し紛れによくあるウエストライン切り替えに。

着丈は元のパターンから17cm足してる。

左はパッチポケット部分と裾側の生地を1枚布で取り、ステッチでポケットの形状を形作ったらそこそこ面白くない?

という思いつきだったが、ポケットの形状のせいかパーカーの上からキャミソール着てるみたいに笑

最終的に右の形に落ち着く。ただこのポケットをメインにすると位置的に少々使いづらい、見た目は良いんだけど。

腰にポケットが欲しいけどあくまで見た目はシンプルに保ちたい。

 

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あとはいつも通り腕が上がるようにピボットスリーブに。

プルオーバーの場合、着心地というより脱着の際に腕が上がらないと面倒なので。

 

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身頃と袖の切り替えは同じ角度(厳密には違う)にすることで切り込みを入れなくても縫えるように。

縫いやすくなるし裂けづらくなる。

あとはファスナー開き予定だったから逆ハの字になってる編み上げ部分とフードを修正すれば完成かな。

ボアとか軍モノライナーの波型キルトとかで作ってみたい。

見た目が元ネタまんまの服は素材で遊ぶと面白いですね。

 

 

 

 

 

 

最近またGYAOに良い映画が上がってます。

以下個人的に面白いと思った作品の感想。

硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』『K-19』『マトリックス』『TAXi 1・2』なんかもありました。

 

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

テロリストがすぐにでも自爆テロを起こそうとしている現場を偵察機が発見。

ドローンからミサイルを発射したいが殺傷圏内で民間人の少女が露店を始めた。さぁどうする?

という感じのトロッコ問題作品。現場のハラハラ感と紛糾する会議室、どちらも見応えがある。

様々な立場のお歴々がいるのがややこしくも映画的には面白い。

国外における米英の対テロ作戦の意思決定プロセスを分りやすく可視化しているのが良い。

上から下までそれぞれの立場での葛藤が描かれ、メッセージ性もあるかなり良い作品。

 

ミスト

前知識無い方が楽しめる映画。本当は色々感想言いたい。

ジャンルはSFホラーらしいけど所謂SF感は無い。パニックホラーの方がしっくりくる。

人々の行動に「なんでそうなるかなぁ」と思うも、その方が楽だからだろうと思い直す。

閉鎖空間かつ極限状態での集団心理にゾクゾクさせられる。

かなり強烈な登場人物が出るのも魅力と言えばそうかも。

 

きっと、いい日が待っている

体罰が常態化してる収容所のような児童養護施設で、幼い兄弟がなんとか生き抜いていく映画。

初めは無力な兄弟が成長していく過程を見守る感じですが結構しんどい。

フルメタルジャケットの序盤を思い出す。実話ベースというのがまたなんとも。

デンマークは『偽りなき者』や『ヒトラーの忘れもの』など、人や歴史の暗い部分に真摯に向き合う映画が多く大変良い。

校長役のラース・ミケルセンの目力が凄かった。

 

劇中で少し触れられる『2001年宇宙の旅』も3月31日まで配信されてます。

月面着陸前にあの内容を映像化はすごい!と思いつつ少々冗長とも感じました。

 

新感染 ファイナル・エクスプレス

タイトルからしてB級かと思いきやなかなか良いゾンビ映画

ゾンビが強すぎるとただのアクションになってしまうが、今作のゾンビはその辺良い塩梅。走るけど。

ミスト同様、閉鎖空間ならではの駆け引きや、追い詰められた人々の行動に焦点が当てられてるのが良かった。

登場人物のキャラがわかりやすいのも良い。

しかし『釜山行き』という原題をこのタイトルにするのはどうよ。上手いようなそうでもないような。

ついでに『バイオハザード1・2』も上がってます。