ストールコート(仮縫い)その1
パタパタモードくんで引いたコート製図の仮縫いです。
生地はポリ100%、中肉で落ち感があります。
脇に地の目を通して少しでも前端をバイアスっぽく!
とか言ってたくせに前端は生地の耳を利用でカットすらしていない。
生地幅との兼ね合いで裁断効率の良さに負けた。
前身頃は分量が多いので写真では全容を伝えきれてない気がする。けど悪くない雰囲気。
教科書通りに製図すると必ず袖丈が足りない。
ダブルの合せをシングルとして着てる感じ。バッサバッサしてる。
ベルトでタイロッケンとかガウンっぽく着るのもアリかもしれない。
袖の白い線はロックで縫った♯30の糸。
後ろ身頃は切り替えで遊ぶ予定。
後ろ襟に掛かるストール部分。ここは分量が多すぎる。
この詰まってる感を無くしたい。
オーバーコートの製図を基にしたので、ラグランの肩先から二の腕にかけて
ゆとり分が多く非常に野暮ったい+当然腕なんか上がりゃしない。
カマ底(アームホールの底)に6cmのマチ分量を加える。
6cmの根拠はカマ底を解いた状態で着て、腕を上げたら6㎝隙間が出来たのでその分量です。
そもそもオーバーコートで腕を上げることを想定する必要があるのか?
という話なので、勿論載っていた製図が悪い訳では無い。
私が腕を上げやすいパターンに固執してるだけなのだ。
仮その1のパターン。
スタート地点は「シンプルでパターン点数が少なく縫製も楽なものを」
仮その2のパターン(予定)。裁断めんどくさの助。
左から前身頃につくストール部分、前端兼見返し、前身頃、後ろ脇、後ろ身頃、前袖、後ろ袖。
前後身頃は紳士服のマニュピレーションを応用してダーツを作りました。
前身頃と後ろ脇の尖った部分の少し下の空間に脇のマチ分が入ってます。
ストール部分はやはり取り外しできるように変更。スナップボタン+ファスナーとかで。
袖は前後の肩縫い目から後ろ袖のダーツまで繋ぐラインに。袖丈延長、袖口狭く。
前袖肩のあたりが微妙にへこんでるのはゆとり分を削ったため。ここちょっと不安。
後ろ身頃は輪で取って良い感じに気持ち悪いパターンになった。
ダーツ部分のロックでの縫製、マチ分の収まりがうまくいけばそれだけで+70点。
ストールは断ち端の処理どうしようか思案中。でもどうせ切りっぱになる。
全体的に切りっぱだと本当に適当に作ったような服になるので、裾と袖口はちゃんとしたい。
あとポケットの仕様と裏は全部つけるか半裏にするか...
こういうことを考えていつも全マシに近い仕様にするから縫う気がなくなります。