オーバーコート(仮縫い)
ご無沙汰しておりました。
他人事のようですが前回更新が三ヶ月前とはびっくりですね。
涼しくなったのでまたボチボチやっていこうと思います。
さて今回はオーバーコートです。と言ってもオーバーコートが作りたい訳ではなく、
前回のモッズコートのシルエットが気に入らなかったので参考にしようと思い組んでみました。
着丈120cm すごく...大きいです///
これはちょっと大仰で今の気分では無いです。殺し屋みたい。
ニット帽とグラサンでレオンのジャン・レノみたいになれます。
まぁ肩幅を詰めればこれはこれで良い物が出来そうではある。
これが終わったら次の仮縫いの布として使い回します。
しみったれたエコロジー精神の持ち主なので後ろ中心は輪裁断なのだ。
着丈110cm 肩がグチャってるのはレディース物の肩パッドしか無かったせいです(言い訳)
コートらしいボリューム感を保ちつつ120cmの脚に纏わりつく感じが解消されました。(ノーベントなせいもありますが)
見た目も自然な印象。良き。
着丈100cm ボタン間隔は微調整した方が良いかな。
更に軽く動きやすく。生地が減るので軽くなるのは当然ですが、
脚の稼働域が広がった事による快適さを予想よりも感じました。
単体で見ると「なんか中途半端な着丈だなあ」と思いつついざ羽織ってみると
「あれ結構良いじゃん」となるあの現象をコイツに感じました。
とは言えちょっと肩が出過ぎか。
計算された訳でもなくただ肩幅が広い服というのはだらしなく見えてしまいますね。
コイツをドロップショルダーにすれば量産型今風コートになるでしょう。
やはりガバッと羽織る感じのコートは2面体の方が雰囲気出ますね。
件のモッズコートのコレジャナイ感は「ある程度ウエストの絞り効かせたいけどコートらしいボリュームも欲しい」
と二兎を追った事による失敗ですね。
「モッズコートは野戦服、ウエスト絞りたきゃドローコード使え!」
くらいの潔さが三ヶ月前の私には足りていなかったようです。
この簡素なボックスシルエットも軍モノ感が演出できそう。
オーバーコート(仮)、君からは多くを学べたよ。
ついに我らが福浦先生の2000本安打まであと4本。
先日発症した首痛が心配ですが、ついにここまで来たかと思うと感無量でもあるし
しかしいよいよ引退してしまうのかな...という寂しさの方が大きいです。
何にせよここまで来たら必ず達成して欲しい。あの鮮やかなセンター返しで決めて欲しいなあ。