アシメシャツライダース
またサボリ気味なので去年の今頃に作った物を。
シャツ地で一重仕立てのライダースタイプのブルゾン?です。
春から夏にかけてシャツの代わりに羽織るアウター、という設定でゆとりは最小限、生地は綿/ポリウレタンなので伸縮性がありめちゃくちゃ軽いです。
皺くちゃデザインなのでバッグに無造作に突っ込んでも大丈夫。薄いのでコンパクトになります。
蛍光灯のような真っ白な生地を墨汁で染め、ポリ混なのであまり染まらず淡いグレーになりました。
素人染色なのでムラが出まくってますが製品染め的な雰囲気で結構気に入ってます。
デザインは生地を生かす為シンプルに。
ファスナーはエクセラの3か5番で務歯はビカビカのシルバーが王道かな、とも思ったのですが軽い雰囲気が春っぽいビスロンにしました。(ケチった訳では無い)
モード的なデザインに(良い意味で)おもちゃっぽいビスロンが新鮮で面白いんじゃないかと。
ファスナーが短めなのもケチった訳じゃなくこういうデザインです(念の為)
テロンと垂れた衿が一番の特徴です。
これはRick Owensのレザージャケット「bauhaus」的な衿が良いなぁと思っていたので参考にしました。
リックのは合わせがダブルですが春物なのでシングル仕様に。
後ろ脇でガッツリ絞っています。着丈も短め。
故あってボディに頭を乗せました、超小顔です。
衿のパターンをテロンさせる為に変形させてるので、前衿の‘‘抜け‘‘が斜めになってます。なんとなく良い雰囲気。
ポケットの仕様やデザインは実用性の他に「こういうテイストの服だよ」というのを伝える、演出する為に重要な要素だと思っています。
今回は薄い生地だしあまりポケットを強調させたくなかったのでシームポケット。
60番糸で細かめのステッチにしました。
無印のモダールシルクストールと合わせて春っぽく着てます。
このストールは軽い割に結構保温力があってこの時期とても重宝します。
巻くだけで問答無用で春っぽくなる優れ物です。
コンフォートパーカーちゃんもダラダラやってますが改良されつつあります。
フードのパターンを色々試したいので納得いくまではまだ時間が掛かりそうです。